神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2019年9月12日 エリアトップへ

六つ川小芦田さん 空手国際大会で銅メダル 母と二人三脚、栄光つかむ

スポーツ

公開:2019年9月12日

  • LINE
  • hatena
銅メダルと賞状を持つ芦田さん
銅メダルと賞状を持つ芦田さん

 市立六つ川小学校5年生の芦田聖莉さんが8月17日、18日に、タイで行われた「第2回アジア・オセアニア空手道世界選手権大会」に出場し、個人組手・11歳女子の部で銅メダルを獲得した。

 同大会には、各国の主要大会で好成績を収めた選手が参加。個人組手、個人型、団体戦の3種目に分かれて競った。

 芦田さんは体格で勝る外国選手の攻撃に一歩も怯まず、得意の中段突きが決まり、初の国際大会で躍動。約140cmの小柄な体を目いっぱい使った。帰国後、芦田さんは「初の海外で緊張し、最初は思うように体が動かなかったけど、『勝ちたい』という強い気持ちで戦えた。いつも支えてくれる家族や師範に感謝したい」と笑顔を見せた。

強い気持ちで

 内気な性格を変えたいと小2で空手を始めた。格闘技好きの母・和恵さんの後押しも大きかった。始めて間もない頃、痛みなどの恐怖心から「辞めたい」と弱気になる娘に、和恵さんは「胴着を捨てようか」と叱咤。母の熱い思いに泣きながら「空手を続けさせてください」と応えた。芦田さんは、このやり取りがあったから続けていく覚悟ができたと話し、勝利への意識も高まったという。

 それからは「人の5倍練習する」をモットーに掲げ、稽古から帰宅しても自主練に没頭。多い時は4時間にも及び、和恵さんに技の確認などをしてもらっている。芦田さんが通う横浜抱一龕道場師範の浜勝二さんも「本人の努力が一番だが、お母さんの献身的なサポートが彼女を強くしている」と称える。

 ストレスを溜めないように食事制限はしていないが、鶏のささ身やプロテインなど高タンパクなものを摂取し「強い体」を目指している。

 芦田さんは「組手だけでなく型の部でも結果を残し、誰からも認められる選手になりたい」と今後の目標を語った。

南区版のローカルニュース最新6

公益社団化10周年祝う

横浜南法人会

公益社団化10周年祝う

3月28日

団体横断的な防災活動を

団体横断的な防災活動を

デスク・レポート

3月28日

高田市議の後援会発足

「気になる選手 見つかる」

DDTプロレス大石真翔選手

「気になる選手 見つかる」

30日、中区で大会

3月28日

「みなっち」仕様 防災ボトル

「みなっち」仕様 防災ボトル

自治会・団体向けグッズ

3月28日

4月から「南区版」は「中区・西区・南区版」となります

【Web限定記事】タウンニュース社からのお知らせ

4月から「南区版」は「中区・西区・南区版」となります

3月28日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook