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南区 社会

公開日:2020.07.09

【Web限定記事】記者が体験
新しい横浜市庁舎に入ってみた
これまでと異なる方法

  • 中へ入るのに必要な入館証

  • 南側のエレベーター(地下1階)

  • 入館証を受け取る3階の受付

  • 駅の改札のような入館ゲート

  • Cのエレベーターから行ける部署の案内板

  • 31階には国際局と経済局がある

  • 呼び出し用の電話

 6月29日から全面供用開始となった横浜市庁舎。今までと最も異なるのは入館の方法です。記者のところには「どうやって入ったらいいのか」「誰でも入れるのか」という問い合わせが多く寄せられています。そこで、新庁舎への入り方を紹介します。

 まず、車で行く場合は地下1階の駐車場に入ります。記者が最も使うのは南のエレベーター付近。一番奥なので、比較的空いています。エレベーターは使用頻度が高いので、なかなか地下1階にやってきません。辛抱強く待ちましょう。ちなみに、地下2階は職員などの関係者だけが入れます。目的地は3階です。

 3階には受付があり、そこで行き先を伝えます。例えば「経済局です」と言うと、「31階です」と案内され、入館証が渡されます。入館証は大事なものなので、首から下げておきましょう。入館ゲートは駅の改札口のような感じ。入館証をかざすと、透明なゲートが「ピコン」という軽快な音と同時に開きます。その先にあるエレベーターはA、B、Cの3つに分かれており、停止する階が異なります。31階へ行くには「C」のエレベーターに乗ります。途中の階でも多くの人が乗ってきます。

 到着すると、左右に部署が分かれています。目的の部署へ向かうと、部屋の外に電話機が置かれています。この電話で部屋の中にいる職員を呼びます。消毒液が置いてあるので、手指をきれいにしてから電話に触れます。目的の部署の番号を押し、職員に訪問したことを伝えます。この電話は一般の外線電話と同じなので、「受付にいます」と伝えないと、そこにいることが分かってくれません。来庁者は部屋の中には入れないので、受付のそばにある応接スペースで話すことになります。

 訪問を終えたら、入館ゲートを出て入館証を返却します。これで終わりです。駐車場を利用した人は、訪問部署で利用印をもらい、3階受付の隣にある場所で減免の措置を受けましょう。通常、減免を受ければ1時間まで無料です。

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