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南区 社会

公開日:2020.09.03

「聖地」最後のデスマッチ
大日本プロレスが興行

  • 蛍光灯での攻撃を受ける伊東選手(右)

 横浜文化体育館で最後となるプロレス興行が8月29日、30日に行われた。



 横浜を拠点に活動する大日本プロレスが「LAST BUNTAI」と銘打ち、2日間連続で大会を開いた。29日はデスマッチ選手権試合があり、王者の伊東竜二選手と挑戦者の藤田ミノル選手が対戦。リングの四方に取り付けられた蛍光灯やガラス板を使った攻防が繰り広げられ、藤田選手が勝利した。敗れた伊東選手は試合後、「文体で一番メインを戦ったレスラーは自分だと思う。文体はなくなっても大日本は続く」と観客にマイクでアピールした。



 同団体は都筑区に道場を構え、1995年の旗揚げ大会をはじめ、年2回のビッグマッチを同所で開いており、文体は「聖地」と言える場所だった。



 同所は首都圏からアクセスが良いことから、新日本プロレス、全日本プロレスなどの主要団体が使用していた。今後は7月に開館した横浜武道館での興行が予想される。

 

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