横浜市は9月10日、輸入や飼育を禁止する特定外来生物に指定されている「セアカゴケグモ」が横浜港シンボルタワー敷地内=中区=で見つかったと発表した。市によると、人への健康被害は報告されていない。
セアカゴケグモはオーストラリア原産で、腹部背面に赤い模様があるのが特徴。基本的に攻撃性はないが、毒を持っているため、咬まれると痛みや腫れを引き起こす。
市は7日夕方に同タワーの指定管理者から連絡を受け、8日に体長約30mmのクモ4匹と卵のう3個を捕まえた。その後、施設を一時閉鎖して殺虫剤をまき、今のところ健康被害などを訴えている人はいないという。
市は「発見した場合は素手で触れないようにし、各区の福祉保健センター生活課に連絡するように。咬まれた時は温水や石けん水で傷口を洗い医療機関を受診するように」と呼び掛けている。
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