2008年開設。市営地下鉄蒔田駅から徒歩3分という立地から、南区外の利用者も多く、約100団体のサークルが拠点に活動する。コロナ禍でも安心して使ってもらおうと毎日、職員が各部屋と備品の消毒、こまめな換気を徹底する。
3密状況を避けた自主事業を8月から再開した。手遊びやわらべ歌、絵本の読み聞かせを楽しむイベント「さくらんぼひろば」には、未就学児と保護者が参加。子ども同士の交流はもちろん、保護者も子育てに関する情報交換で絆を強める。
敷地が狭い分、一つの部屋で社交ダンスや手芸など、多岐にわたる活動ができる環境づくりに努めている。32畳の多目的室では週3回、南区柔道錬成会が稽古に励み、空手や合氣道などの団体も利用。ダンス用鏡も常備されているため、フラダンスやヨガも行われる。
地区社協と連携
「地域と歩む」がモットーで、開所当初から積極的に地元団体とイベントを行う。昨年は蒔田地区社会福祉協議会らと協力し、太巻き作りに挑戦した。10m77cmの海苔巻きが完成し、家族3世代でにぎわった。同施設の宮本一館長は「皆さんに使いやすいと思ってもらえる施設を目指したい。好環境を維持できるように、コロナ対策などの今できることを徹底する」と話している。
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