伝説の娼婦として知られる「ハマのメリーさん」を取り上げたドキュメンタリー映画「ヨコハマメリー」が中区のミニシアター「横浜シネマリン」=中区長者町6の95=で10月16日まで、14年ぶりに上映されている。
「メリーさん」は戦後50年間、娼婦としての生き方を貫いてきた。1995年冬に横浜の街角から忽然と姿を消す。映画は南区在住の映画監督・中村高寛さんのデビュー作品で、5年間をかけてその実態に迫ったもの。2006年の公開時は、新宿と横浜の映画館に長蛇の列ができた。
中村さんが17年に執筆した「ヨコハマメリー かつて白化粧の老娼婦がいた」が8月に「ヨコハマメリー白塗りの老娼はどこへいったのか」として文庫化され、河出文庫から出版されたのを記念して14年ぶりの上映となった。中村さんは「インスタ映えする容姿、風貌を見て、ちょっとでも引っかかったのならば、ぜひ観に来てほしい」とコメントしている。
16日までは横浜シネマリン、17日から30日までは「シネマ・ジャック&ベティ」=中区若葉町3の51=で公開される。いずれも当日料金は一般1500円、60歳以上1100円。
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