南交通安全協会(置田光男会長)と神奈川県自動車整備振興会南・港南支部(福波信二支部長)が11月17日、交通事故と特殊詐欺への注意を呼び掛けたのぼり旗を南警察署に設置した。
人目を引くのぼり旗の長さは約8m。「安全は心と時間のゆとりから」「守ろう家族の絆で特殊詐欺撲滅」というメッセージが書かれ、交通事故と特殊詐欺の防止を同時に啓発する。
設置は同協会の置田会長が同南・港南支部の福波支部長に協力を呼び掛けて実現。当初は事故防止だけを啓発する予定だったが、南警察署の田中武志署長から特殊詐欺の被害が拡大していることを聞き、詐欺に気を付けるように注意を呼び掛ける旗も用意した。
年末は特に警戒
南署によると、南区内で今年発生した交通事故は10月末時点で306件と昨年から77件減少している。しかし、例年、11月〜1月は増加傾向にあることから予断は許さない状況。飲酒運転、あおり運転などに気を付けるよう呼び掛ける。
また、交通事故と同じく気を付けなければならないのが特殊詐欺。区内で昨年発生した72件のうち27件が10月〜12月であり、年末年始は特に警戒する必要がある。
置田会長は「コロナ禍で大人数での啓発活動ができない中、のぼり旗の設置は大きい。人目を引くため、多くの人の目に留まるのでは」と期待を込める。福波支部長は「地元で活動する以上、南区の役に立つ取り組みを模索していきたい」と話し、警察などと連携する意向を示している。
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