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緑内障放置しないで 早期発見で中高年に光を 取材協力/かめざわ眼科
視神経が傷んで視野が欠ける「緑内障」は日本の失明原因の第1位となっている。地元の小中学校で学校医を務める「かめざわ眼科」=南区別所=の亀澤比呂志院長に話を聞いた。
──症状は顕著か。
「症状は自覚しにくく、気がついたら末期ということもあります。大規模調査で、40歳以上の20人に1人が緑内障ということが分かっています。ありふれている病気ですが、治療を受けているのはわずか10%で、90%以上の人は未発見のまま放置されています」
──原因や治療法は。
「眼圧が上昇すると発症率が高まりますが、眼圧が正常な緑内障の方が実際は多く、原因はよく分かっていません。しかし、治療効果の高い点眼薬が増えたため、早期発見し、継続して治療を受ければ、十分に対応できるようになりました。そのため、緑内障でも不都合なく生活している人は多数います」
──大切なことは。
「40歳を過ぎたら定期的に人間ドックや健診を受けましょう。そして、緑内障の疑いを指摘されたら必ず眼科を受診して下さい。緑内障と診断された場合は医師の指示通り、薬を使い、通院を続けることが大切です。色々な理由で治療を中断してしまう人も少なくないですが、少しでも病気が進まないように早めに治療を再開しましょう。
緑内障啓発のための『世界緑内障週間』が3月7日から13日まで行われます。江ノ島シーキャンドルなどがグリーンにライトアップされますよ」
■かめざわ眼科 南区別所3の8の3クリニックビル3F 【電話】045・731・1113 9時〜12時/15時〜18時 木曜、土曜・日曜は午後休
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