南区在住の望月昭さんと妻嶋孝さんが交通安全活動に尽力した功労者に贈られる「交通栄誉章」を受章し、横浜市立横浜商業高校(Y校)が「交通安全優良学校」にこのほど選ばれた。3月1日に南警察署で表彰式が行われ、田中武志署長から表彰状が手渡された。
交通栄誉章は警察庁長官と全日本交通安全協会会長の連名、交通安全優良学校は同協会による表彰。交通安全活動に貢献した人などに贈られる。例年は全国規模の表彰式が東京都で行われるが、今年度は新型コロナウイルスの影響で南署での伝達となった。
交通栄誉章「緑十字金章」を受章した望月さんは、南交通安全協会に39年間所属。現在も大岡小児童の登下校時間帯に通学路で見守り活動を行うなど、子どもたちを事件や事故から守っている。
優良運転者として同銀章を受章した妻嶋さんは過去20年間、無事故を全う。近年、危険運転が横行する中、ドライバーの模範となった。
Y校は交通安全優良学校に選出。長年、同校のバトントワリング部が地元のパレードで演技を披露するなど、学校全体で交通安全に対する意識向上に努めている。田中署長は「日頃から南区の事故防止に尽力する皆さんに深く感謝したい」と話し、受章者を称えた。
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