大岡健康プラザに入る大岡地区センターは、住民に外国を身近に感じてもらおうと、自主事業「海外の文化を知ろう」を3月25日に開催した。市内在住でインドネシア出身の中崎サンニさん=人物風土記で紹介=が講師を務め、同国の魅力を紹介した。
同事業は新型コロナウイルスの感染拡大で自粛生活が続く住民に、海外の文化や歴史に触れてもらおうと企画したもの。
中崎さんは、みなみ市民活動・多文化共生ラウンジの「街の先生」を務め、日本在住18年。インドネシアでは3食分を朝にまとめて調理する風習など、日本との生活様式の違いを話した。
終盤は民族衣装の「ケバヤ」と「バティック」を紹介した。また、茅ヶ崎市在住でインドネシアに詳しい中井恵美子さん指導の下、ゆっくりとしたリズムが特徴のバリ舞踊を踊った。
講座終了後は、同国で人気の高い「ホワイトコーヒー」や中崎さんが手作りした「パイナップルクッキー」などが振る舞われた。参加者の70代女性は「近所にいながらも海外旅行の気分を味わえ、参加者同士の交流も楽しかった」と話した。
同センターは「今後も事業を継続し、アジアやヨーロッパなどの国をたくさん紹介していきたい」としている。
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