横浜健康経営認証【2】 クラスAAA 多面的にフォロー 山谷 大山組建材(建設業)
アンケートで健康管理
1970年創業の株式会社大山組建材(大山宏治社長)は土木工事などを行う建設会社。道路の舗装補修、公園や学校のグラウンド整備など地域のインフラ整備を担う。
社員の健康状態をこまめに確認するため、健康診断やストレスチェック、ラジオ体操のほか、4年前からは会社で作った独自のアンケートを定期的に実施。飲酒や喫煙状況、体の不調などを確かめる項目が簡潔にまとめられている。
健康状態の悪い社員には大山社長らが精密検査などを勧め、一人ひとりの体調を気遣う。アンケートを発案した経理部の吉田亜弥さんは「社員の高齢化が進んでいるので、未然に病気を防ぐ環境を作りたかった」と話し、健康意識の向上にもなったという。
住民想う活動を
地域を意識した社会的活動に取り組む「横浜型地域貢献企業」の認定も受け、近所の清掃や子どもの安全を見守る。急病人の命を救えるように事務所の受付にAED(自動体外式除細動器)を配置。地域住民が使えるように開放している。
磯子区の資材センターには道行く人が自由に使えるトイレを設置。コロナ禍で外出先のトイレが閉鎖される中、地域から重宝されている。大山社長は「日頃から地域と信頼関係を構築できる取り組みを継続していきたい」と話している。
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