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南区版 公開:2021年5月27日 エリアトップへ

防犯協会など 中高生の標語で詐欺防ぐ 初のコンテスト

社会

公開:2021年5月27日

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金賞に選ばれた西村さんの作品
金賞に選ばれた西村さんの作品

 中高生が詐欺被害防止を担う「南区特殊詐欺防止標語コンテスト」が南警察署(田中武志署長)で5月21日に行われた。

 南署によると、南区内で今年4月末時点までに発生した特殊詐欺は13件で被害額は約1300万円。昨年の15件、4千万円から減少したが、オレオレ詐欺被害などは増加傾向にあるという。

 同コンテストは高齢者の孫世代である中高生が特殊詐欺の現状を把握し、祖父母を被害から守ってもらおうと、南防犯協会と南署が中心となって初めて開催。

 区内各校が選出した17作品の中から、田中署長、南防犯協会・岩田春男会長、南少年補導員連絡会・佐々木冷子会長、南防犯指導員連絡協議会・小野健治会長=人物風土記で紹介=ら7人が集まり、金賞、銀賞、銅賞を決めた。

 金賞は西村菜那美さん(藤の木中)「俺だオレ それなら言って あいことば」、銀賞は飯田真央さん(蒔田中)「合言葉 家族と相談 役に立つ」、銅賞は齋藤のの椛さん(永田中)「孫のため 優しい思い 狙われる」が選ばれた。後日、南署で表彰式を開き、3人には田中署長から表彰状が手渡される予定。

 同協議会の小野会長は「どれも自然と頭に残るインパクトが強い作品で選ぶのに苦労した。今後も地域の子どもたちと連携し、特殊詐欺被害を減らしたい」と話した。

密作らない啓発を

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、密を作らない啓発活動が求められている。今回選ばれた標語は、詐欺撲滅を訴えるポスターの中に入れて地域に発信する予定だ。

 南署は「若者が高齢者の安全を守れるような仕組みづくりを進めたい」と話し、動画での啓発にも意欲を示している。

選考に参加したメンバー
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