市立永田中学校(永山泰士校長)の美術部が5月26日、南永田団地にある「サロンほっとサライ」の窓ガラスを彩る「ウインドウアート」を刷新した。夏の海をイメージしたアートが住民の心を和ませている。
同校美術部は学校のそばにある同団地の活性化に貢献しようと、2019年からサライの入り口のウインドウアートを手掛けている。毎年1回、住民の要望に沿って作品を作り替えてきた。
今回、作ったのは美術部の15人。2年の細野楓夏さんと加藤文那さんがアイデアスケッチを担当し、その構想を基に、シロイルカやミズガメなどの海洋生物を鮮やかに描いた。4日間という限られた期日で作り上げた。
副部長の福田あいりさん(3年)は「海底や水族館の写真を参考にしたが、何よりも自分たちの個性を大切にした。これからも地域のためになる活動をしていきたい」と話した。
顧問の松本麗子教諭は「短い期間でもテキパキと役割分担し、スムーズに仕上げることができた。見事な連携だった」とチームワークの向上を称えた。
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