南区 社会
公開日:2021.07.29
白バイ隊員の命救う
清水ヶ丘東都医師 迅速救護に表彰状
清水ヶ丘のあずま医院の院長、東都(あずま)千春医師が昨年11月に二輪車事故で危篤状態となった男性の救命処置を行い、このほど、県医療用自動車協会(澤井博司会長)から表彰状が贈られた。
昨年11月30日午後2時ごろ、東都医師は、そごう横浜店近くの国道1号線下り線を医療用自動車で通った。すると、前方を走っていた白バイ隊員が転倒。乗っていた男性は体を地面に強く叩きつけられた。
東都医師は自動車を停車させて男性のもとへ駆け寄り、すぐさま119番通報。出血はあまり見られなかったが、男性の意識はなく、呼吸は止まっていたため、肺の損傷を配慮しながら人工呼吸を行った。
近くにいたトラック運転手が周囲の安全確保、そごう横浜店の職員がAED(自動体外式除細動器)を持ってくるなどサポートした。事故から約10分後に救急隊が到着し、男性は横浜市大病院に搬送された。下肢に麻痺が残ったものの一命を取り留めた。
東都医師は「交通事故の負傷者救護は初めてだったので少し緊張したが、皆さんのサポートがあったので冷静さを保てた。今後もいろんな場面を想定し、医師の役目を全うしたい」と話した。
ピックアップ
意見広告・議会報告
南区 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











