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特別対談 南区歯科医師会・青山会長× 一生を共に歩む自分の歯 南福祉保健センター・野崎センター長コロナ禍における口腔ケア

掲載号:2021年10月7日号

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南区歯科医師会青山繁会長南区の歯科医師をまとめる
南区歯科医師会青山繁会長南区の歯科医師をまとめる

 新型コロナウイルス感染症の影響での生活習慣に変化が生じている。マスク着用や長引く外出自粛で高齢者の健康状態にも変化が見られる。

 南区民の「口」の健康を守り育てる専門家集団「南区歯科医師会」の青山繁会長と南福祉保健センターの野崎直彦センター長がオンラインで対談。生活習慣の変化や口腔内環境を守る大切さ、歯と健康の関係などについて語り合った。



 青山「新型コロナウイルスの感染が広がってから1年半が過ぎました。横浜市や南区の状況はどうなのでしょうか」

 野崎「いわゆる第5波では、横浜市でも8月に入って発生数が急増し、最も多かった8月20日の週は、南区では1週間で445人の発生がありました。これは、昨年12月から今年1月のいわゆる第3波のピークの約2倍です。横浜市では医療機関の皆さまのご尽力と患者様、ご家族の方のご理解とご協力をいただきながら対応しています。また、これまでの対応を振り返り、感染拡大に備えて準備も進めています」

 青山「連曰、対応にあたっているセンター長をはじめ、区職員の方に感謝いたします」

マスク着用による口腔内の変化

 青山「感染拡大予防策としてマスクの着用が定着してきましたね」

 野崎「9月に入ってから発生数は減少していますが、今後もマスク着用などの予防対策の必要性は変わりません。マスク着用は飛沫による感染防止などの効果がありますが、常に着用することで、口の中に変化が起こりますよね」

 青山「マスクをすると息苦しさから口呼吸となり、口が乾燥しやすくなります。乾燥により、口の中の細菌が繁殖し、虫歯や歯周病になりやすく、口臭の原因にもなります。また、表情が乏しくなり、見栄えに気を遣いにくくなったり、口周囲の筋肉を使わない、必要以上しゃべらないなど唾液量の減少にもつながり悪循環を起こします」

 野崎「どのようなケアが必要なのでしょうか」

 青山「まず、虫歯や歯周病を予防するために、やはり歯みがきが重要です。乾燥には、こまめな水分補給や唾液腺マッサージもいいでしょう。無加糖のガムを咬むなども効果的ですが、乾いたと感じたらお口の体操をしていただくのが一番です。お口の機能向上と低下予防にもなりますね」

口の機能衰えオーラルフレイル

 野崎「今回の第5波で緊急事態宣言が出され、不要不急の外出を控えるなど、生活の変化が起こっています。高齢者サロンの活動が取りやめになるなど、地域活動にも影響が出ています」

 青山「高齢者を中心に外出を控える人が増え、家の中にいる時間が長くなりました。このため、筋肉の低下など、身体の衰え(フレイル)が進む心配があります。口の中も噛んだり、飲み込んだり、話す機能が衰える『オーラルフレイル』が懸念されます。これが進行すると全身のフレイルに進みやすくなると報告されています」

 野崎「お口の健康は、全身の健康に影響がありますよね。オーラルフレイルについて理解を深める必要がありますね」

 青山「まずは、小さな変化に気付き、予防できるように『オーラルフレイル』を知ってもらうため、講演会の開催、イベントでのパンフレット配布などで周知を進めています。歯科医師向けの研修会を開催し、最新情報を提供し、オーラルフレイルに対応できる歯科医院を増やしています」

 野崎「オーラルフレイルに対する取り組みは、ほかにどのようなものがあるのでしょうか」

 青山「口の健康が全身の健康につながる事から南区歯科医師会では、『かかりつけ歯科医』機能の向上に取り組んでいます。特にライフステージごとに歯科口腔保健指導の充実のため、Webやオンラインでの最新情報の発信、研修会、学会の開催などを行っています」

歯科医院の感染予防策

 野崎「歯科医院での感染対策への取り組みには、具体的にどのようなものがありますか」

 青山「もともと、虫歯や歯周病は、細菌感染による病気ですので、十分な感染対策を行っており、さらに3密対策も取っています。患者さんごとの使い捨て機材の使用、診療台の消毒、高圧蒸気滅菌器による機材の滅菌はもちろん、飛沫対策として掃除機のような口腔外バキュームによる吸引と換気をしています。目に見えない細菌やウイルスが人や物を介して感染しないように対策をしています。また、南区医師会に協力していただき、会員診療所はスタッフ含め、ワクチン接種を終了しております」

 野崎「対策をしっかりと行っていただくと、歯科医院を安心して受診していただけますね」

 青山「痛みや機能低下を自覚されてからの治療は、時間も回数もかかります。他の病気と一緒で早期発見、早期治療がお口の機能の発達と維持につながります。歯の数と健康寿命の長さの関係が調査され、歯の数が多ければ健康寿命が長く、少なければ短くなることが分かっています。南区歯科医師会では、区民の皆さまの全てのライフステージにおける歯科口腔保健に貢献できるよう活動しております。感染対策も行っておりますので安心して歯科受診していただけると思います」

 野崎「横浜市では歯科医師会と協力して歯周病健診などの事業や様々な啓発などを行っています。南区民の方にも歯の健康にぜひ役立ていただきたいと思います」

南福祉保健センター野崎直彦センター長2020年4月から現職
南福祉保健センター野崎直彦センター長2020年4月から現職

南区歯科医師会

https://www.nanshi.site/

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