衆院選の神奈川2区で9回連続の当選を決めた菅義偉氏。官房長官に就任した2012年からほとんど地元に戻ることがなかったが、衆院選期間中は南区などの2区内で4日間活動し、前首相として人気を示した。
告示の10月19日、菅氏は午前に地下鉄弘明寺駅そばで出陣式を行った後、午後は三吉橋通り商店街から横浜橋通商店街を練り歩いた。警護にあたる多数の警察官に囲まれながらも、買物客とグータッチを交わしたり、記念撮影をするなどしていた。通りかかった人からは「本物だ」などの声が上がり、高校生も制服姿で記念撮影していた。26日の弘明寺商店街も同様の光景で、「ワクチンありがとう」などの声が飛んだ。
今回の菅氏の得票率は61・15%で2014年に次いで2番目の高さ。当選した過去8回、2区は3人以上が立候補していたが、今回は一騎打ち。野党統一候補との争いの中で6割以上を獲得したことに、自民市議は「厳しいと言われた中でこれだけ取れれば上々」と安堵の表情を見せた。
菅氏のツイッターによると、選挙期間中、関東を中心に、接戦とされた37選挙区で自民や公明党候補の応援演説に行った。その候補者37人中、選挙区での当選者は18人(比例復活当選は13人)だった。最多となる3回の応援演説を行った神奈川5区(戸塚区、瀬谷区、泉区)の坂井学氏と6区(保土ケ谷区、旭区)の古川直季氏はいずれも選挙区で当選した。
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