太田東部地区の住民交流を目的にした高齢者サロン「ひょっこり茶屋」が11月12日、前里町四丁目町内会館で開かれた。
ひょっこり茶屋は認知症予防などを念頭に「単身の高齢者に地域とふれあう機会を」などの思いで同地区社会福祉協議会が2018年9月に設立したサロン。毎月1回、ドンドン商店会にある旧お好み焼き店の空き家などで茶菓子を食べながら、おしゃべりをする場所として機能してきた。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で昨年2月の開催を最後に活動は休止。今年春に1度だけ、参加者に飲食物を手渡す会を開いたが、歓談の場は設けなかった。
1年9カ月ぶりとなる本格開催となり、会館の1階にはアクリル板を設置した歓談の場を設け、2階では、綾小路きみまろさんの漫談ビデオを放映した。久々の開催に参加者からは「おしゃべりができて楽しい」などの声が聞かれた。
認知症予防へ
同地区社協の部会として茶屋を主催する「太田東部オレンジの会」は認知症サポーターらで構成されている。同会は「コロナ禍で外出を控えた高齢者の体力低下が見られる。人と接しないことで、認知症につながることが心配」としていた。今後も状況を見極めつつ、開催を進めていく。
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