新川町の総合建設業、株式会社小俣組の小俣勉社長(75)が12月2日、横浜市産業功労者表彰を受賞した。
同賞は市内経済の活性化や地域貢献活動の功績が顕著な企業経営者を表彰するもの。小俣社長のほか、株式会社横浜リテラ=戸塚区=の星野匡社長と株式会社ローズ ホテルズ・インターナショナルの李宏道社長の3人が受賞した。
小俣社長は父の後を受け、1974年に27歳で同社の社長に就き、40年以上、地域に根差した企業経営を心掛けてきた。現在は横浜商工会議所の建設部会長を務めている。これまでに県建設業協会の会長など、要職を歴任しており、建設業界を代表する立場で市や県、国に要望を行ってきた。
自然災害への対応や都市環境づくり、労働環境の変化、近年の人手不足など、社会状況の変化に柔軟に対応できるよう、業界内外との交渉を続けてきたことも評価された。さらに、同社は海の公園=金沢区=の清掃活動など、地域貢献活動にも積極的に取り組んでいる。
来年8月には会社設立100年の節目を迎える。建設業だけではなく、介護付有料老人ホーム「サニーステージ」を県内や東京都内で運営。不動産事業も手掛けており、「他業種への進出も検討する必要がある」と厳しい競争を生き抜くための策を講じている。
今回の受賞に「これからは業界を大所高所から見て、アドバイスをしていきたい」と語った。
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