本大岡地区の高齢者交流拠点「大岡川ふれあいサロン」が活動開始から15年を迎えた。12月10日には、サロン会場の大橋町町内会館で参加者とともに節目を祝った。
同サロンは高齢者の交流や健康維持のために同地区社会福祉協議会が大岡地域ケアプラザの支援を受けながら運営しているもの。同会館を使い、毎月第2金曜日に開いている。介護予防のための体操やゲームなどのレクリエーションなどを中心に活動してきた。
コロナ禍で昨年春から活動を休止していたが、今年9月に再開。今年最後の開催となる10日は約30人が集まり、15周年を祝った。同地域ケアプラザや南区社会福祉協議会の職員がサンタクロースに扮し、会場を盛り上げた。参加した80代の男性は「ここに来てみんなと会うと自分も元気になれる」という。
現在は約10人のスタッフで運営。同地区社会福祉協議会の会長でサロン責任者の小林功さんは「『ここに来たら楽しい』と言ってくれる参加者によって支えられた」と15年を振り返る。
児童の発表の場に
会場の目の前にある大岡小学校の児童との交流も多く、学習発表の場にもなっていた。コロナ以降は交流が止まっているが、小林さんは「また子どもたちと一緒に活動したい」と話す。「コロナ禍で今までの参加者の中でも外出を控える人がいるので、安心して外に出られる機会を提供したい」と話していた。
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