協定書を手にするジェイコムの上田康夫局長（左）と松山弘子区長
南区役所は１月14日、南区などでケーブルテレビを放送する株式会社ジェイコム湘南・神奈川 横浜テレビ局＝中区本町＝（以下、ジェイコム）と「災害時における地域支援の協力に関する協定」を締結した。
区役所とジェイコムは２０１３年に「災害時における放送等に関する協定」を結び、災害時の区民に対する災害情報の放送などについての協力体制を構築してきた。ジェイコム側から災害時の社員の人的支援などの提案があり、今回の協定締結となった。
協定により、災害時に区役所から要請を受けたジェイコムは、業務に使っている軽自動車や３輪スクーターを社員が運転し、避難所に物資や区職員を輸送するなどの支援が行えるようになる。また、ジェイコムが保有しているタオルなどが提供されるようになる。
ジェイコムはこれまでも、同様の協定を放送エリアの中区や西区と結んでいる。
南区役所は「この協定により、人的・物的支援をご協力いただくことで、災害時の対応力の向上を図る」としている。
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