横浜橋通商店街と弘明寺商店街を回る「商店街スタンプラリー」が２月22日から始まる。市内を代表する両商店街が連携して企画を行うのは初めて。スタンプを集めると両商店街のロゴマーク入り保冷バッグがプレゼントされる。両商店街は「買い物をしながら２つの商店街を回ってほしい」としている。



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　コロナ禍で商店街の集客イベント開催が難しい中、新たな取り組みができないかと模索した両商店街が意見を交換し、予算面などで市や区が支援する形でスタンプラリーの実施が決まった。



　スタンプは地下鉄弘明寺駅、阪東橋駅の構内、弘明寺商店街、横浜橋通商店街の事務所前の４カ所に設置されている（商店街の設置は水、日、祝日を除く午前10時から午後５時）。４つのスタンプをすべて集めると、商店街事務所で先着１千人に保冷バッグがプレゼントされる。バッグは買い物かごに設置できるような大型のもので、両商店街のロゴマークがプリントされている。ラリー用紙は商店街のほか、市営地下鉄各駅に置かれている。期間は２月22日から３月22日まで。



　昨年は両商店街とも市の補助事業を活用したプレミアム付商品券の販売を行い、販売や事務手続き方法などに関し、事務所同士が連絡を取り合うなど、日常的な交流はある。しかし、連携して企画を行うのは初めて。横浜橋通の高橋一成理事長は「スタンプラリーをきっかけに、ほかの企画も一緒に進められれば」と話す。弘明寺の長谷川史浩理事長は２月12日に横浜橋通が秋田県湯沢市から依頼されて行った「犬っこ」の人形配布の様子を視察し「『ハマの台所』と言われるだけあって、横浜橋は人通りが多く、活気が感じられる」と語り、スタンプラリーをきっかけに弘明寺も盛り上げたいとした。



　スタンプラリーに関する問い合わせは南区役所地域振興課【電話】０４５・３４１・１２３５。