横浜出身のお笑いコンビ「横浜ヨコハマ」が４月４日、東戸塚の「モレラ東戸塚」でライブを行った。同コンビはコンビ名から４月４日を「横ヨコの日」と定めている。この日、レギュラーを務めるエフエム戸塚の「イブニングステーション」の放送後に同局が入る施設でライブを実施した。

　コロナ禍前は伊勢佐木町や象の鼻テラスで定期的に路上ライブを開いていたが、それを中断しており、久々の客前でのライブとなった。

　２人が得意にしている横浜の地名を盛り込んだネタなどを披露。上仲誠彦さんは「お客さんの反応が生で感じられるのは嬉しい」と話し、新村晋さんは室内での開催に「声がよく響き、事務所のネタ見せを思い出した」と笑いを誘った上で「雨の中、多くの方に来ていただき楽しい一日になった」と話した。

　２人は市立小田中学校＝金沢区＝の同級生で中学時代にコンビを結成。コンビ名は以前に所属していた事務所の大先輩である関根勤さんが命名したもの。横浜を中心に活動し、現在は横浜市中央卸売市場水産仲卸組合公認の「横浜魚市場公認芸人」として市場のＰＲを行っている。ほかにも、新村さんは横浜のマメ知識を生かしたネット配信を行ったり、上仲さんは「ぷよぷよ」を得意にし、ゲームのイベントなどにも参加する。

６月に結成25周年ライブ

　中学時代にコンビを結成してから25年を迎えることを記念し、６月19日には「横浜ミントホール」＝西区＝で単独ライブを行う予定だ。