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南区 社会

公開日:2022.10.06

六ツ川
病院にディズニー壁紙
国内初 こども医療センターに

  • 壁紙の前で笑顔を見せる子どもたち

 六ツ川の県立こども医療センター内にディズニーキャラクターを施した壁紙が設置された。難病と闘う子どもたちに笑顔や元気を届けている。

 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社が認定NPO法人「難病のこども支援全国ネットワーク」と協力して行った取組で、日本では初の試み。ディズニーは難病と闘う子どもと家族を元気付けようと、これまでに、世界750カ所以上の小児医療施設などにディズニーキャラクターをあしらったアートなどを提供している。

 日本にも支援の輪を広げようと、厚労省から県内唯一の小児がん拠点病院に指定される同センターへの提供を決めた。

 ディズニーキャラクターを施した高さ1・8m、幅6・5mほどのアートが同センターの外来待合室に登場。また、検査室やセンター内の重症心身障害児施設「ひだまり」のプレイルームなどに提供された。

 壁紙の設置を記念したテープカットセレモニーが9月20日に同センターで行われ、町田治郎センター総長やウォルト・ディズニー・ジャパンのキャロル・チョイ社長らが出席。笑顔で壁紙を見る子どもたちとコミュニケーションを取った。

 町田センター総長は「(壁紙の)提供を受けたことに感謝し、引き続き、子どもとその家族のために最善の医療を提供してきたい」と話した。

 ディズニーはこの取組を国内のほかの小児病院にも行ってきたいとし、支援を広げていく。

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