「ライフ」の開店前に約３００人が並んだ（20日午前９時10分ごろ）
花之木町３丁目の旧南区総合庁舎跡地に10月20日、複合商業施設「ＶＩＥＲＲＡ（ビエラ）蒔田」が開業した。
跡地を市から購入したＪＲ西日本不動産開発が手掛けた施設で、地上４階、地下２階建て。敷地面積は約４４００平方メートル。メインテナントであるスーパーマーケット「ライフ」や回転寿司の「くら寿司」や１００円ショップの「ダイソー」など17テナントが入る。
20日、ライフの開店前には店頭に約３００人が並び、開店予定の午前９時30分から15分前倒しでオープン。買物客の女性は「良い魚が揃っていた」と話し、別の男性客は「店内で焼かれたパンがおいしそうだったので買ってみた」と感想を語った。
３階にある「ビエラスタジオ蒔田」では22、23日にコンサートがあり、22日は横浜商業高校吹奏楽部が出演。買物客は足を止めて演奏を聴いた。
近所に住む男性は「区庁舎がなくなってからこの場所が暗かったので、夜まで明るくなるのはうれしい」と話していた。
蒔田連合町内会の茅野繁会長は「若い人の交流があり、蒔田ににぎわいが生まれ、さらに活性化が図られるのではないか」と話し、地域に根差した運営に期待した。
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