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南区 あっとほーむデスク

公開日:2023.03.09

記者が見た、聞いた、感じた、を伝える
あっとほーむデスク
3月9日0:00更新

 2011年3月11日午後2時過ぎから記者は「人物風土記」の取材のため、堀ノ内町のある家の中にいた。取材が中盤に差し掛かったころ、経験したことのない揺れに命の危険を感じた。入れていただいたお茶が湯呑みの中で波を打っていた様子は鮮明に覚えている。テレビは製油所のタンクが燃え上がっていることを伝え続けていた。揺れが続く中、取材を終わらせた。その場で撮った写真を後で見ると、被写体の構図や色の調整ができていなかった。動揺が冷静な判断力を失わせていたのだろう。あれから12年。同じことが起きた時にどこまで冷静でいられるか。日々の備えしかない。     (も)

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