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南区 教育

公開日:2023.03.30

蒔田小5年生
ドローン操作学ぶ
企業が出前授業

  • 組んだプログラムでドローンを操作する児童(同校提供)

  • ドローンを使って撮影した集合写真(同)

 市立蒔田小学校の5年生がこのほど、ドローンを操作するプログラミングについて学ぶ授業を行った。

 神奈川トヨタ自動車などを傘下に持つKTグループの情報システム企業「シンポー情報システム株式会社」=神奈川区=の社員がプログラミングの意味やITの仕事について説明した。プログラミング教育は2020年度から必修化されており、同社は市教育委員会と提携し、市内の小学校で授業を行っている。

 同校は6年生でプログラミングに関する授業を行っているが、5年生が総合学習の授業で米作りを学ぶ中で、農家が田んぼの確認などでドローンを使っていることを知った。児童が操作方法にも関心を示したことから、同社に授業を依頼した。

 5年生は学校支給のタブレット端末を使い、アプリをインストール。ドローン操作で難しいとされるカーブが入った複雑なプログラムを組んだ。その後、プログラムを使い、体育館でドローンを飛ばした。児童は相談しながら、プログラムを修正して思い通りに操作する工夫を重ねていた。

 児童からは「プログラムを組むのが難しかったけど、進めるうちに分かった」「プログラムでも思うように動かせることが分かった」などの声が聞かれた。同社は「横浜に恩返しができればと思って授業を行っている。この授業が未来のエンジニアを生み出す道しるべになってくれれば」と期待していた。

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