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公開日:2023.08.24
Y校ボート部
団体で高校総体入賞
女子3位、男子6位
市立横浜商業高校(Y校)ボート部の選手が7月27日から31日まで北海道で行われた全国高校総体(インターハイ)に出場し、5人1組で臨む「女子舵手つきクォドルプル」で3位、「男子舵手つきクォドルプル」で6位に入った。男子はインターハイで5年ぶりの入賞となり、男女で好成績を残した。
インターハイのボート競技は1千mの距離を1人乗り、2人乗り、5人乗りの種目別で各校がしのぎを削る。
女子舵手つきクォドルプルで3位に入ったのは、山口栞奈さん、三浦侑夏さん、小林希実さん、追木雅さん、井上綾乃さん(いずれも3年)。予選から準々決勝までグループ1位で通過し、危なげなく決勝に進んだ。
決勝でも前半から積極的なレースを展開。舵取り役の追木さんが指示を出すと、3分35秒06のタイムで3位に入った。
宿敵に雪辱果たす
3月に行われた全国高等学校選抜ボート大会では4位。「インターハイでは3位以内に入る」を目標に個人の技術を磨いてきた。4月には、山口さんと井上さんが19歳以下の日本代表を決める選考レース「SBS」に出場。2人はトップ選手の勝利への貪欲さを目の当たりにして、練習に対する意識が変わったという。三浦さん、小林さん、追木さんも2人に刺激を受けたといい、チーム力の向上にもなった。
インターハイでは、3月の大会で敗れた熊本学園大学付属に競り勝ち、銅メダルを手にした。
5年ぶり 成長の証
男子舵手つきクォドルプルで6位に入ったのは、柳青希さん、山田チディさん(いずれも3年)、チャオホンボウさん、安藤直人さん、小島雄心さん(いずれも2年)。
高校入学前からボート競技の経験者である曹さんは技術力は高いが、遅刻を繰り返すなどしており、顧問やコーチから「インターハイに出場しなくていい」と告げられた。曹さんは「メンバーから外れ、仲間を応援したいという気持ちが強まった」といい、裏方の仕事を率先して行うなどして改心。インターハイの一週間前になって、レギュラーに返り咲いた。
役者がそろって臨んだインターハイでは、上級生の柳さんと山田さんが仲間を鼓舞。筋力・体重増加で得た持久力を発揮し、3分15秒28のタイムで6位に入り、5年ぶりの入賞となった。柳さんは「女子の活躍が嬉しい反面、悔しさもあった。男子も成長した姿を見せることができて良かった」と話した。
今夏は野球部が県大会でベスト4入りして話題を集めたY校だが、ボート部も全国レベル。今後は国体に出場する予定の選手もおり、大岡川で練習を重ねながら、さらなる飛躍を目指す。
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