協定書を手に持つ相原部長（右）と西村常務
ＮＴＴ東日本神奈川事業部とラジオ日本＝いずれも中区＝は、地震や台風などの災害情報をいち早く伝達する仕組みを確立しようと、８月24日、連携協定を締結した。
協定は同事業部がラジオ日本に呼び掛けて実現。同部はこれまでに、自社サイトやＳＮＳで通信障害発生時の情報発信を行ってきたが、一部の人にしか伝わっていないことに課題を感じていたという。協定を締結したことで、同事業部が災害時に避難所などに設置する特設公衆電話の運用情報のほか、災害用伝言ダイヤル（１７１）の情報をラジオ日本の番組で速報していくとしている。
ＮＴＴ東日本神奈川事業部の相原朋子部長は「ラジオは高齢者などにも迅速に情報発信できるメディア」と期待を込め、ラジオ日本の西村泰男常務は「災害時の情報を迅速かつ正確に伝えることがラジオの使命」と話し、協定を締結した。
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