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南区 経済

公開日:2023.08.31

「横浜グランドスラム企業」紹介【3】
子育て支援幅広く
山谷 大山組建材

  • フードドライブに取り組む大山社長

 地域貢献をしながら経営に取り組む企業を横浜市が称える「横浜グランドスラム企業表彰」が6月に発表された。南区の6社を含む市内79社が選出された。南区の企業の取組を紹介していく。

 山谷の建設会社「株式会社大山組建材」(大山宏治社長)は中区の私立盲学校「横浜訓盲学院」の支援に10年以上携わるほか、近年、子育て支援に力を入れている。

 こども食堂「中里こどもふれあい広場 いきいき」の活動を支援し、ハロウィーンイベントの運営なども手伝う。また、母親同士が交流するイベントの企画や子どもの学習支援などを行う三春台のNPO法人「WooMoo」の活動を支える。

 昨年12月、地域住民を招待した餅つき大会を初めて行った。日頃から工事に理解を示してくれる住民に感謝の気持ちを示して餅を振る舞い、昔遊びを体験できるゲームコナーを設置。多くの子どもでにぎわった。

「省エネ」を徹底

 同社は環境に配慮した工事を多面的に実践。舗装の切断作業時に出る汚水を物理ろ過し、処理水をリサイクルすることで建設汚泥を軽減する。ソーラーパネルでポータブル電源に蓄電した電力で工具などのバッテリーを充電し、総ぐるみで「省エネ」を心掛ける。

 大山社長は未開封食品などの寄付を募る活動「フードドライブ」を社員や住民に呼び掛け、子どもやひとり親家庭の支援に直結する取組を推奨する。「豊かで住みよい生活を実現するため、社員や地域の皆さまの声を伺いながら、社会貢献活動に取り組んでいきたい」と抱負を語る。

■南区山谷69 1970年設立 社員16人

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