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南区 経済

公開日:2023.09.07

「横浜グランドスラム企業」紹介【4】
事業生かす取組を
唐沢 横浜植木

  • 野菜を収穫する児童と教諭

 地域貢献をしながら経営に取り組む企業を横浜市が称える「横浜グランドスラム企業表彰」が6月に発表された。南区の6社を含む市内79社が選出された。南区の企業の取組を紹介していく。

 唐沢の園芸会社「横浜植木株式会社」(渡邊秀一会長=人物風土記で紹介)は事業を生かした地域活動を実践する。永田小学校と永田台小学校の2年生が取り組む生活科の授業の中で、昨年から野菜作りのノウハウを伝授。園芸資材を提供し、同社が開発した世界初の種なしピーマン「タネーラ」などを子どもたちとともに育て、地域の食育に貢献している。

 この取組は、南区内の企業や団体が食料品や衣類を障害者支援施設などに寄付する活動で交流ができた南区社会福祉協議会の協力もあって実現。渡邊会長は「人と人のつながりが地域活動に新たな可能性をもたらしてくれる。農業に携わる企業のノウハウを生かし、地域を盛り上げたい」と話す。

公園管理、美化活動も

 同社は全国約20カ所の公園や霊園を管理。市内では中区の本牧山頂公園などを管理・運営し、地域交流の拠点として活用する。公園で健康増進やストレス解消を目的としたヨガの体験会を主催するなど、住民交流を活発化する役割を担う。

 市内企業の有志による清掃ボランティア団体「NPO法人美しい港町横濱をつくる会」の会員企業として、山下公園通りの美化にも取り組んでいる。

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