南区在住の母親3人がおはぎ作りをしながら情報交換などを行う交流会を9月14日、大岡2丁目の善然寺で初開催した。
京急沿線で暮らす母親らの特技を生かしたイベントを行うグループ「京急つながりmama」の運営委員長を務めている池田真美さんとビエラ蒔田内のスタジオで住民の居場所「さくらんぼ食堂」を運営している和波直美さん、曽我辺弘美さんが企画したもの。
3人は戸塚区の「こまちカフェ」によるオンライン講座とインターンシップに参加し、食を通じた住民の居場所づくりを学んだ。母親が子育ての悩みや地域の身近な情報を気軽に共有できる場を作りたいと思い、イベントを構想。和波さんがおはぎ作りが得意なこともあり、母親がおはぎ作りをしながら親睦を深める交流会を企画した。
SNSを積極的に使った広報が奏功し、交流会には市内各地から参加者が集まった。和波さんが市販のあんこで簡単に作れる3種類のおはぎの作り方を紹介。参加者は作ったおはぎを実食し、コミュニケーションを図った。その後、こども食堂の情報や各自が取り組んでいる地域活動などを紹介し合うなど、短時間で交流を深めた。
池田さんは「井戸端会議がコンセプト。ママたちが楽しいこともつらいことも気軽に共有できる場になった」と手応えを感じていた。2歳の息子を連れて参加した30代女性は「手軽に作れるおはぎのレシピが知れ、ママ友もできて楽しかった」と感想を述べた。
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