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南区 スポーツ

公開日:2023.10.05

永田台小
渡部君 ベイJr.に選出
長打力発揮し優勝へ

  • パワーが魅力の渡部君

 市立永田台小学校6年の渡部大和君が2023年度の横浜DeNAベイスターズのジュニアチームに選抜された。9月23日に横浜スタジアムで行われた結団式に出席し、12月26日から28日まで行われるNPB12球団の大会での優勝を果たすべく、チームメイトとともに気持ちを高め合った。

 ベイスターズジュニアは、毎年12月に開催される「NPB12球団ジュニアトーナメント」に出場するために結成される選抜チーム。選考には県内外からプロを目指す小学生選手が集まり、2007年には現在ベイスターズの楠本泰史選手などを輩出している。

倍率40倍超を突破

 今年の選考はプレーを撮った1分30秒間の動画による審査と実技試験で行われ、約680人が参加。倍率約43倍の門を突破した16人が選ばれた。監督はベイスターズOBで522試合に出場した荒波翔さんが務める。

 渡部君は同校などで練習する少年野球チーム「永田台少年野球部」(廣兼孝志監督=人物風土記で紹介)に所属し、主将を務める。永田台からの選出は19年の渡邉颯人さん(智辯和歌山高校)以来5人目となった。長打力が魅力の捕手で永田台では3番を打つ。7月から8月にかけて行われた「横浜市少年野球大会(学童の部)」の2、3回戦では推定飛距離100mの本塁打を放つなど、永田台の準優勝に貢献した。

 野球は小学3年の10月から始め、周囲と比べて経験が浅いというが、日課とする「1日最低500回」の素振りなどが成長の証。廣兼監督は「長打力は県内でも上位の実力」と評価する。

 身長157cmはベイスターズジュニアでは小柄だが、同ジュニア対中学生のクラブチームの練習試合では4番・捕手で出場。シャドーピッチングなどの練習もあってか、課題であった送球が改善し、守備でも成長を見せた。渡部君はジュニアトーナメントでの優勝を目指し、「1打席目から積極的にバットを振り、チームの勝利に貢献したい」と意気込む。

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