南区 トップニュース経済
公開日:2023.11.02
中村町自動車学校
祭りで交通安全啓発
5日、パトカー・消防車も
中村町5丁目の自動車学校「神奈川ドライビングスクール」主催の「交通安全フェスタ」が11月5日に同スクールで行われる。住民の交通安全意識を高め、地域交流を促すのが目的。パトカーや消防車との記念撮影のほか、区内で活動する団体によるステージ発表などを通じ、楽しく交通ルールを学ぶ。
同フェスタは2014年から行われているが、20年以降はコロナ禍を考慮して取り止めていた。第1回目の来場者は約300人だったが、19年は過去最多の約4千人を記録。交通安全講習会などで地域の学校と交流が生まれ、毎年多くの子どもが訪れる。南区役所が後援し、今では地域の恒例行事として多世代に親しまれている。
社員が企画考案
同スクールは「自分たちの力で南区を盛り上げるという意識を持ち、住民が身近に感じるイベントにしたい」という思いから、社員がフェスタの企画を練り、会場設営や一部の警部業務も担う。また、菓子やゲームの模擬店を出店し、毎回、その収益を社会貢献につながる事業に寄付している。寄付金はこれまで、交通遺児支援などに充てられてきたという。
社員の井上豊さん(38)=人物風土記で紹介=は永田東在住。日頃から地元に新しくできた飲食店に注目し、メニューを自分の舌で確かめている。店主とコミュニケーションを図り、今回のフェスタに出店が決まった店もある。井上さんは「皆さんに『南区にこんな素敵な店があるんだ』という感動を届け、地域経済を潤すきっかけになれば」と話す。
出店者からテナント料は受け取らず、社会貢献活動に充てる寄付に任意で協力してもらう。
ステージ発表など
フェスタは午前10時から午後3時。入場無料。区内で活動する子どものスポーツチームなどによるステージ発表が10時10分から、同スクールの指導員バイクチームによるデモ走行が2時から行われる。
会場は6つのエリアに分かれて約40者が出店。「はたらく車エリア」では南警察署がパトカーや白バイとの記念撮影を通し、交通ルール遵守を呼び掛ける。南消防署は子どもが防火衣を着て消防車と記念撮影するブースを用意し、消火活動などの重要性を伝える。
「屋台エリア」では野菜の詰め放題や茨城県で採れたサツマイモなどの販売を予定。弘明寺商店街や地元の飲食店による模擬店が並び、さまざまな料理が食べられる。
「えんにちエリア」は同スクールのほか、横浜FCや横浜ビー・コルセアーズなどによるゲームコーナーとなる。
そのほか、チョークアートなどのワークショップや横浜テクノオート専門学校の学生による作品展示、賞品などが当たる大抽選会といった企画も目白押し。詳細は同スクール【電話】045・261・1141。
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