南区 社会
公開日:2023.11.30
本大岡地区
交流深める行事 続々と
祭り、みかん狩り盛況
本大岡地区の子どもが茨城県で収穫した米を振る舞う「収穫祭」が11月19日、市立大岡小学校で行われた。4年ぶりに開催され、例年の約2倍の650人が訪れた。
同地区青少年指導員協議会が企画。例年、茨城県の農家が持つ田んぼに希望する小学3年生から6年生が行き、米作りを学んでいる。児童は5月の田植えには参加できなかったが、9月に稲刈りを行っていた。
収穫祭では、児童が刈ったもち米を使い、餅つきが行われたほか、カレーライス、豚汁、焼きそばなどが振る舞われた。地域活動支援センター「ラフォーレさくら」や大岡小の卒業生による模擬店、同地区社会福祉協議会によるゲームコーナーも人でにぎわった。
同地区青少年指導員協議会の地区会長、飯田政弥さん(70)=人物風土記で紹介=は「地域交流の機会になった。準備や運営を手伝ってくれた皆さんに心から感謝したい」とあいさつし、4年ぶりの開催となった祭りに手応えを感じていた。
本大岡地区町内会連合会(根本守会長)は11月19、23、26日に柴シーサイド恵みの里=金沢区=でみかん狩りを行い、3日間で約400人が参加した。親子で参加する住民も見られ、隣近所の絆を育んだ。根本会長は「顔の見える関係をつくり、本大岡地区をより住みやすいまちにしていければ」と話した。
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