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南区 あっとほーむデスク

公開日:2023.12.07

記者が見た、聞いた、感じた、を伝える
あっとほーむデスク
12月7日0:00更新

 「こうなったらいいな!20年後の南区」。20年前、南区制60周年記念式典を報じた2003年12月11日号の本紙にこんな見出しの記事があった。区が11月に行ったイベントで来場した子どもに20年後の南区の理想像を寄せ書き形式で書いてもらったことを紹介している。記事には「花いっぱいの町」「南区全部がバリアフリーになっていたらいい」「ロボットがいる町」などとあった。

 それから20年が経過した。「花いっぱいの町」になったかの判断は難しいが、2016年の区庁舎移転を契機に現区庁舎周辺のバリアフリーが進んだことは確かだ。ロボットの存在は飲食店などでは珍しくなく、ロボットのような機能を持ったスマートフォンやパソコンを誰もが手にする時代になった。

 60周年記念式典には桂歌丸さんが出演。歌丸さんや式典を伝える記事の写真に姿が見える当時の区連長、区長、区商連会長、さらにこの記事を書いた先輩記者は80周年を迎えた南区を空から見守ってくれているはずだ。南区が20年前より発展して80周年を迎えたことを報告したい。「あったかいまち」が長く続きますように。(も)

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