南区 スポーツ
公開日:2023.12.14
親子の絆で走り抜く
フェスタ 元五輪選手が指導
子どもと保護者を対象とした「みなっちランニングフェスタ」が12月3日、大岡2丁目の横浜国立大学教育学部附属特別支援学校で行われた。
南区スポーツ協会が主催し、今年で11回目。これまで、400mハードル元日本記録保持者で蒔田町出身の苅部俊二さんなどの陸上選手を講師に迎え入れ、速く走るための技術を発信してきた。
今回は年中児から小学2年生が保護者とともに走る「親子ランニング」と、小学3年生から6年生が400m元日本記録保持者で、バルセロナ五輪などに出場した高野進さんから技術を学ぶ「走り方教室」を実施。天候にも恵まれ、411人が参加した。
親子ランニングは500mと700mのコースを走った。参加者は応援を背に受け、最後は親子で手をつないでゴールし、盛り上がった。
走り方教室では、高野さんが児童を指導。高野さんが理事長を務めるNPO法人「日本ランニング振興機構」が取り入れている、音楽を使った練習などを行い、コミュニケーションを図った。南区スポーツ協会の中村晶さんは「『来年も参加したい』という声をいただいた。スタッフ一同、心を新たにしたい」とあいさつし、イベントに手応えを感じていた。
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