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南区 スポーツ

公開日:2023.12.21

「思い切りサッカーを」
黄金町 元日本代表がスクール

  • ボールを追いかける子どもたち

 サッカー元日本代表でJリーグチームでコーチを務めた経験がある鈴木康仁さんらが指導するスクール「COCOSACA(ココサカ)」が今年6月に黄金町駅そばで始動し、小学生にサッカーの楽しさを伝えている。

 鈴木さんは日本リーグ時代、「ヤンマー」に所属。ゴールキーパー(GK)として1980、81年には日本代表に選ばれた。その後、国士舘大学でもプレーした後は複数の高校で指導。97年の清水エスパルスを皮切りに、複数チームでGKコーチを務めた。今季のJリーグを制したヴィッセル神戸でスカウトを務めたこともあり、Jリーグの監督を務めることが可能なS級コーチライセンスを取得している。息子で日大藤沢高で主将を務めた拳斗さんがスクールの代表。来季からJ1に昇格するジュビロ磐田の雄斗さんも加わる。

 鈴木さんは「『サッカー禁止』の公園が増える中、子どもが思い切りボールを蹴ることができる環境を作りたい」と低料金でも通えるココサカを立ち上げた。

ボールに触れる機会を

 6月からフットサルコート「MQフィールド」=前里町1の25=を使い、水、日曜日にスクールを開く。「エンジョイコース」は「ボールに多く触れることを意識している」と技術的なことよりも、試合形式で楽しむことに重点を置く。所属チームの練習ではゲームが少なく、物足りないという子どもも多いという。高学年向けの「スキルアップコース」は技術向上を目指す。

 現在は約60人が登録。鈴木さんは「ボールに触れて、サッカーの楽しさを知ってほしい」と話す。12月24日、27日には雄斗選手らが参加するイベント(参加費3千円)もあり。詳細はSNSで「ココサカ」で検索。

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