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南区 文化

公開日:2023.12.21

普門院で「柴燈大護摩供」
12月31日、新年の幸福願う

  • 本尊の不動明王像

 別所の普門院で12月31日の大晦日、2024年の無病息災、家内安全、心願成就などを祈祷する「迎春 転禍為福 柴燈(さいとう)大護(だいご)摩供(まく)」が行われる。

 柴燈大護摩は山伏の秘法で、本来、屋外で行うものだが、夜間ということもあり本堂内で行われる。同院の拝田賢翔住職が本尊の不動明王像の前で新年への祈祷を行い、参拝者が安泰や幸せを祈願し、添護摩木をくべる。普段は僧侶しか立ち入ることができない本堂内陣で間近に本尊を参拝できる。

 拝田住職は「『禍転じて福と為す』というように、コロナ禍以降の沈んだ気持ちが明るくなるような年明けになってほしい」と話す。

 午後11時40分から午前0時40分。内陣まで参拝を希望する人は0時までに参詣を。問い合わせは同院【電話】045・741・7365。

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