南区 文化
公開日:2024.02.29
【Web限定記事】日本シュウマイ協会
シュウマイオブザイヤーに横浜ゆかりの「楽陽食品」
2月26日シュウマイの日に表彰式
本紙でコラムを連載中のシュウマイ潤さんが代表理事を務める(一社)日本シュウマイ協会が「シュウマイの日」である2月26日、シュウマイ界を社会的に盛り上げた人やモノを表彰する「ベストシュウマニスト」と「シュウマイオブザイヤー」の授賞式を都内で行った。
モノコトに与えられる「シュウマイオブザイヤー」は、チルドシウマイを展開する「楽陽食品」が、人に与えられる「ベストシュウマニスト」は味の素冷凍食品の「ザ★シュウマイ」の新CMを熱演した俳優の小栗旬さんが受賞した。
始まりは戸塚区のドライブイン
楽陽食品は現在都内に本社を構える企業だが、実は1963(昭和38)年に戸塚区でドライブインを営業していた稲生英司氏が創業したという横浜ゆかりのエピソードがある。全国のスーパーなどでおなじみの「チルドシウマイ」と表記された同社の商品は「赤箱」と呼ばれ、1日6〜7万箱が販売されている。今回の受賞は、この赤箱のパッケージに日本シュウマイ協会のロゴとホームページの二次元コードを記載し、啓蒙活動を行った点が評価された。
授賞式に出席した同社購買開発部部長の長谷川光さんは「普段は工場勤務がメインなのでこうした賞をもらうのは初めて」と受賞を喜んだ。また「主力商品である赤箱に協会のロゴシールを貼ることで、消費者に少しでも知ってもらう機会になれば」と話し、今後もこのパッケージを継続していく予定だという。
一方、ベストシュウマニストに選ばれた小栗旬さんは、昨年5月に6年ぶりにリニューアルした「ザ★シュウマイ」のCMの中で、シュウマイ専門店で熱々のシュウマイと白飯を豪快にかき込む姿を好演した点が評価された。「おそらく日本で一番、シュウマイという言葉を公共の電波で発信してくれた」とシュウマイ潤さん。表彰式に代理出席した味の素冷凍食品マーケティング本部戦略コミュニケーション部長の谷口玲奈さんは「小栗さんの熱演があっての受賞。当社としても大変嬉しく光栄に思っています」とコメント。元々シュウマイ好きだという小栗さんは、CM制作中に1袋分(9個)を平らげていたといい、「からしをつけてから醤油派」という監督の食べ方のこだわりに同意するなど、シュウマイトークに花を咲かせていたという。
ノミネートに横浜中華街と神奈川大学も
同賞は約20社が加盟する日本シュウマイ協会がノミネートを選出し、会員や理事による投票で決定した。2023年はベストシュウマニストに4人がノミネート。シュウマイオブザイヤーは6件で、美食節で「うまい焼売グランプリ」を開催した横浜中華街発展会と、世界初だと思われるシュウマイ講座を開講した神奈川大学もノミネートされていた。その他のノミネート対象は次の通り。【ベストシュウマニスト】江頭2:50さん(エガチャンネルでシュウマイを否定し話題に)、パンサー向井さん(ラジオ「ふらっと。」で日本シュウマイ協会入会を宣言)、有吉弘行さん(正直さんぽ+かりそめ天国で2度もシュウマイを取り上げる)。【シュウマイオブザイヤー】Kamera(全国各地のイベントでシュウマイ提供)、TOKYO焼売マニア(100種を超えるシュウマイを開発)、INGS 焼売のジョー(桜木町ぴおシティ内などチェーン10店舗を達成)
なお、第1回目の表彰となった昨年は、「シュウマイオブザイヤー」に崎陽軒のシウマイ弁当(しゃけ入りバージョン)が、「ベストシュウマニスト」に街おこしのアイテムとして「鹿沼シウマイ」を打ち出した鹿沼市商工会議所が選ばれている。
シュウマイ潤さんは表彰式の中で、2023年のシュウマイ界を振り返り、シュウマイ酒場がさらに進化し増加していること、日本酒やワインなどのお酒とシュウマイ(シュウマリアージュ)の多様化、ご当地食材を使ったお取り寄せシュウマイなどを取り上げ、「シュウマイ業界がさらにカオス化して、面白くなってきています」とコメント。既に来年の表彰に向けて「ベストシュウマニストとシュウマイオブザイヤーは自薦、他薦大歓迎です」と呼びかけていた。
表彰式終了後には、関係者やシュウマイ好きの「シュウマニスト」が集い、「おいシュウマイパーティ」が開催された。
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