南区 文化
公開日:2024.03.07
「中世」学ぶ連続講座
市民団体が蒔田で開始
市民団体「蒔田の吉良歴史研究会」が3月2日、吉良家の研究を行う青山学院大学准教授の谷口雄太さんによる講演会を蒔田町の旅館松島で行い、約20人が参加した。
講演は「入門 中世東国史」として行われ、その初回として、「中世史・東国史とは何か」が語られた。谷口さんは日本史の時代区分を原始・古代、中世、近世、近代・現代の4つとし、朝廷や幕府に集権的か分権的かで分けられるとした。11〜16世紀の中世は「外圧が緩み、分権的になった結果、地方にカラーが生まれた」と説明した。
谷口さんは参加者に「歴史を深くとらえ、自分のものとして語ってほしい」と呼び掛けた。同会は年内に谷口さんの講演会をあと3回行う。次回は6月の予定。
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