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南区 教育

公開日:2024.03.14

井土ケ谷小田代さん
「カメムシ」感想文が市優秀
空手との文武両道で成長

  • 道着姿で賞状を手にする田代さん

 井土ケ谷小学校3年生の田代依糸(いと)さん(9)が書いた読書感想文が南区代表となり、このほど「第69回青少年読書感想文全国コンクール」の横浜地区審査会で優秀作に選ばれた。

 田代さんが読んだのは絵本「わたしたちのカメムシずかん」(文・鈴木海花、絵・はたこうしろう、福音館書店)。その臭いから、「厄介者」とされるカメムシについて調べた岩手県の小学校の話。

 虫が苦手だった田代さんだが、「少しでも虫のことが知りたい」と昨年の夏休みに本を読んだ。カメムシが敵から身を守るために臭いを出していることなどを知り「理由を知ってカメムシが少し好きになった」という。

稽古で心身成長

 田代さんは父の祐介さんの勧めで、昨年7月から毎週土曜日に南中学校で活動する硬式空手道「浜風会はまっこ道場」に通い始めた。祐介さんによると、それまではちょっとしたことで泣いてしまうこともあったが、空手の稽古を始めてからは心身ともに強くなったという。

 田代さんは「空手で体力も付き、コミュニケーション力も身についた」と話し、あらゆることに前向きに自信を持って取り組めるようになった。次は蝶に関する本を読みたいという。空手では「勝ったことがないので1勝したい」と目標を掲げ”文武両道”で学校生活、空手に取り組む。

 「はまっこ道場」代表の角田(かくた)宜優(よしまさ)さんは「道場訓である『継続する心』を大切にし、楽しく続けられる小さな成功体験を積み重ねてほしい」と今後の成長に期待した。(田代さんの受賞作品はWeb版タウンニュースに掲載しています)

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