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保土ケ谷区 人物風土記

公開日:2013.05.16

保土ケ谷区民会議の代表に就任した
小林 由美子さん
岩間町在住

行政と区民の架け橋に

 ○…行政側に意見や要望を伝え様々な議論を繰り広げる保土ケ谷区の区民会議は、さながら区民と行政の”つなぎ役”。教育や老人介護、環境問題など話合いのテーマも多岐に及ぶため、それぞれセクション(部会)ごとに会合を重ねるなど活発な活動を展開している。

 ○…来年度には結成40周年を迎える伝統ある組織の8代目、女性として2人目となる代表に選出され「身が引き締まる思い。大役ですがチャレンジ精神と情熱を持ってベストを尽くしたいですね」とニッコリ。14年前から委員としてメンバーに加わり、主に教育に関する議論を行う「教育分科会」に所属。6年前からは副代表として組織の屋台骨を支えてきた。それだけに「行政との関係は年々深まっていると感じています」と話す表情には充実感が滲む。その一方、現在所属する100人近くの委員同士のコミュニケーションについては「まだまだ(お互いの)長所を活かしきれていないところも。顔と顔がみえる関係を大切に、多くの意見を取り入れていきたいですね」と前向きに語る。

 ○…鹿児島県出身。結婚を機に保土ケ谷へと転居した。「誰もやっていないことを立ち上げることが好き」という言葉通り、過去には地域の子ども達の安全を守るべく「学校安全パトロール隊」を結成。地域住民の協力の下、小学生の登下校時間にパトロールを実施する等、個人レベルで様々なプロジェクトを行ってきた。

 ○…6月24日から区内各地で開催される住民たちの話し合いの場「地域のつどい」には「誰でも参加ができます。沢山の方に、活発な意見交換をしてもらえたら嬉しいです」とPRにも余念がない様子。ここでの意見を集約し、区民の生の声を行政へと届けるのだとか。「区民会議のテーマである『好きです 保土ケ谷 マイタウン』この言葉に全てが込められています」。いつまでも住み続けたい街の実現に向け、強い信念で組織を牽引する。

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