2月2日に大分県大分市と別府市で開催された第63回別府大分毎日マラソン大会女子の部で、区内川島町在住の山口遥さん(AC・KITA)=人物風土記で紹介=が2時間41分56秒で優勝した。
別大毎日マラソンは、別府市と大分市をまたがるコースで男女が同時にスタートして行われる。東京都北区に本部を置くクラブチームAC・KITAに所属する山口さんは、一般参加として出場。これまでの自己ベストを大幅に更新し、2位に12分近い差をつけての優勝となった。自身9回目のフルマラソン挑戦にして、初の栄冠を手に入れた。
好記録での勝利という結果に対し山口さんは「優勝はすごく嬉しい。自己ベストを更新することができ、ほっとしている」と笑顔を見せた。
地道な努力実を結ぶ
山口さんは大学を卒業後、知人を介してクラブチームAC・KITAを知り入部。同チームでコーチを務める安田享平さんは「当時から走りが大きく、伸びる選手だと思った」とその才能を感じ取っていた。しかし、周囲の期待が大きかった分、本人はプレッシャーを感じてしまい伸び悩んだ。それでも「つらくても心から走りたくないと思ったことは1度もない」と、練習を続けてきた。今大会、その地道な努力が実を結んだという。安田コーチは「本人はだいぶ苦しんだと思う。結果が出て良かった。今後は、男子の川内優輝選手のように市民ランナーを代表する選手になってほしい」と更なる飛躍を期待している。
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