センサー活用で快適性向上 保土ケ谷区はこのほど、人感センサーやタイマーを用いてLED照明を自動調節する新たなオフィス照明を一部導入した。使用電力を大幅に削減できるほか、執務に応じた照度調節も可能になるため、快適性も向上するという。これは、横浜市役所初のモデル事業。
今回導入されたのは、区総合庁舎本館2階、総務課・区政推進課・地域振興課・税務課及び周辺通路と待合スペース。区民の来庁が多いため、選定された。
導入した設備は、LEDの天井灯(約180台)、LEDダウンライト(80台)、LEDデスクライト(150台)、人感センサー(約30台)、照度センサー(約20台)など。さらに、照明効果向上を目的に天井を白色に塗装した。
導入場所の1日あたりの使用電力量は約50%減。また、導入による環境改善効果は、営業中の接客カウンター机上面の平均照度で約167%増となった。
今回導入したオフィス照明システムは、時間帯や人の動き、日差しを検知したうえで最適な照度を保てるよう自動で調整。昼休みや営業終了後は、明るさを抑えている。ただし、来客がある場合は人感センサーで検知し、付近の明るさを調整する。また、営業時間外でも、職員の作業状況に応じてデスクライトを追加点灯し必要な場所のみ明るさを保っている。
このようなオフィス照明の自動コントロールは、日本ではまだ珍しく、今回は市のモデル事業として保土ケ谷区が選ばれた。今後、市役所本庁舎などに順次導入していくという。
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