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保土ケ谷区版 公開:2015年2月19日 エリアトップへ

保土ケ谷区地域子育て拠点「こっころ」の2代目施設長を務める 諏訪 ひとみさん 保土ケ谷町在住 52歳

公開:2015年2月19日

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多世代の交流の場に

 ○…NPO法人ピアわらべが保土ケ谷区からの委託を受けて運営している、区の総合的な子育て支援拠点「こっころ」。オープンから運営などに携わり、昨年10月2代目施設長に就任した。「自分ができることを精一杯やるだけ。子育て支援の輪を広げていきたい」と意気込む。開所からもうすぐ8年。「子育てを楽しみ、地域とつながる場に」と利用者を増やすことを考えてきた最初の5年。2期目と考える今は、「子育て中の親と子だけではなく、おじいちゃんおばあちゃん、さまざまな人が関われる場にしたい」と考える。理想は自然と人が集まる井戸端会議だ。

 ○…子育てに悩むママには、「一緒に考える」のがこっころのスタンス。「子育てに正解はないから、話を聞いて一緒に考える。ダメでもまた一緒に考えようと。一人じゃないよと伝えたいから」と思いは深い。「このしぐさ可愛いよね」と、スタッフが親に話しかける姿もよく目にする。「日々の生活だけで大変な時もあるけど、やっぱり子どもは可愛い、子育てって楽しいと実感してほしい」と話した。

 ○…生まれも育ちも横浜。年の離れたいとこが可愛くて、自然と幼稚園教諭を目指した。23歳の娘と20歳の息子の母であり、「子どもの可愛さ、子育ての大変さはいつの時代も変わらない」と実感する。息抜きは映画。最近観た作品「生まれる」は、「親子の絆や、自分の存在価値など深く考えさせられた」と言う。

 ○…最近は外国人の利用者も増えてきた。そんなとき利用者のママが、通訳を買って出たり、パンフレットを英訳してくれたりフォローしてくれた。また子どもが遊んでいる傍らで、ママたちが集まってストレッチをするなど、利用者同士の交流も生まれ始めた。「こんな流れで自然と子育てに悩むママに先輩ママがアドバイスをする。これこそが地域で子育ての意味だと思う」と目を細める。こっころの思いは着実に伝わっている。

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