上星川の温浴施設「天然温泉満天の湯」((株)ミュー・久下沼伊織統括支配人)では今年も冬至の日となる12月22日(土)に「みんなでつくるゆず風呂」と銘打った企画を実施する。「地域住民からゆずを譲り受け、黄金色の風呂を楽しんでもらおう」という取り組みで、今週末15日(土)から21日(金)まで、ゆずの提供を受け付けている。
リラックスや血行促進などの効果があり冬至に入ると無病息災で長生きできると言い伝えられているゆず湯自体は2005年の開業当初から行っていたが6年前、利用者の一人から自宅で収穫したゆずの提供を受けたのを機に「地域参加型で風呂を楽しんでもらえたら」と始まった取り組みで、回を重ねるごとに提供料は増加。昨年は720kgを超えるゆずが集まり、浴槽を埋め尽くすほどのゆず湯が完成し、イベント当日は多くの来店者が家庭の風呂とは一味違った豪華な季節行事を堪能した。
久下沼支配人は「今年も地域の皆様と創り上げた香り豊かな金色のゆず湯におつかりいただき、体の芯まで温まってもらえれば」と話している。
提供を希望する人は募集期間中に店舗に直接持参する。宅配・引き取りは不可で、提供者特典として2kg(端数切捨て)ごとに、同施設の入浴招待券が1枚進呈される。
20日にはFMヨコハマの人気レポーター・穂積ユタカさんが来館。午後2時10分頃から番組の中で集まったゆずのへたを取る作業を手伝うようすが生放送される予定。問合せは同施設【電話】045・370・4126へ。
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