新型コロナウイルスの影響を受け、テニス関連企業などが協力する形で開催されることが決まった「全国高3テニス チャレンジトーナメント」を、神戸町在住でテニスをテーマにした作品を手掛ける漫画家・KASAさんが支援している。大会の運営費用を募るクラウドファンディング(CF)のリターン品として、月間少年チャンピオン(秋田書店)に連載中の人気作品『BREAK BACK』のオリジナルグッズなどを提供する。
大会はコーチ派遣や育成を行う(株)Nexus(東京都渋谷区)が発起。「ジュニアとしての最終年度である高校3年生が日々の努力の成果を発揮し、活躍する場所として全国大会をプレゼントしたい」との想いに賛同したメンバーが集い、運営する。
9月から10月にかけて地方大会、11月に全国大会が開催される予定で、運営資金はWEB上で出資者を募る仕組みのCFで賄う。目標金額は800万円で、7月27日現在約530万円が集まっている。受け付けは8月16日(日)まで。余剰資金がでた場合は、新型コロナウイルスの支援事業などへ寄付される予定だ。
今回協力を発表した漫画家のKASAさんは元プロテニス選手で、ルネサンス天王町やレニックステニススクール(今井町)で指導者をしながら国内ツアーを転戦した経験をもつ。KASAさんは「コロナの影響でインターハイが中止になり、高校生の一つの目標がなくなってしまった。この全国大会が高校生にとっての新たな目標になればと、全力でご協力させて頂きたいと思った」とコメントした。
異例のコラボグッズ
CFのリターン品のひとつには、週刊少年マガジン(講談社)で2017年まで連載されたテニス漫画『Baby Steps』と『BREAK BACK』のコラボTシャツやタオルも提供される。KASAさんによると「違う出版社の作品同士のコラボは極めて異例のこと」だという。
大会の詳細・問い合わせはHP(ホームページ)【URL】https://www.juniortennis365.net/まで。
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