神奈川県がSDGs(持続可能な開発目標)推進のため募集している「かながわSDGsパートナー」の第4期登録者が先月発表され70の企業や団体が新たに登録された。
SDGsとは、2015年に国連加盟国193カ国で採択された30年までに達成すべき世界共通の目標。貧困や自然環境、男女格差など世界中のあらゆる課題に対応した17の目標が定められている。県では、普及活動の裾野を広げるため19年に同制度を開始。これまで、累計333者が登録されている。
区内では4者
保土ケ谷区内ではこれまでに「(株)クラタ」「トヨタカローラ神奈川(株)」「国立大学法人横浜国立大学」「(株)横浜フリエスポーツクラブ」の4者が登録されている。
岡沢町の(株)クラタでは災害の救助活動や消防・救急車などの社会課題解決に必要な車両の製造時、素材に環境に負荷のかかるものは使用せず、継続して環境負荷の経験に努めているほか、EV車をベースにした特殊車両製造に積極的に取り組んでいる。
狩場町のトヨタカローラ神奈川(株)では自動車販売および自動車整備を通じ、より安全でクリーンな地域社会づくりに貢献すると同時に顧客の協力を得ながら、子ども向け体験イベントの開催や車の点検売上の一部を緑化募金へ寄付する活動を通じ、持続可能な地域社会づくりに取り組む。
横浜国立大学では大学の教育・研究活動を通じ、SDGsの視点から地域企業・団体などとの連携事業や共同研究などにつなげているほか、大学教育にSDGsを活用。学生の研究活動や地域でのフィールド活動などに対する学生のモチベーションを高めている。さらにSDGsに積極的に取り組む姿勢を発信し、大学のブランディングにつなげている。
(株)横浜フリエスポーツクラブではクラブ理念やJリーグの理念に基づき、サッカーやクラブ活動を通じて、SDGsの目標達成に貢献を目指している。イベントなどを通じた横浜FCに関わる全ての人たちに対するSDGsの認知向上、スポーツ観戦といった楽しみや運動機会の提供、スタジアムでの清掃活動などを行っている。
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