保土ケ谷区 教育
公開日:2023.02.09
Zoom UP
記念事業も「DX」で
児童らタブレット活用
「未来の学校は、きっと、きょうか書やノートをつかわずにコンピューターになる。」
今から40年前、創立110周年の記念誌に当時の児童が「未来の星川小学校」について書いた一文だ。2023年はその未来に少し近づいたかもしれない。
5・6年生の児童たち24人からなる150周年記念事業の実行委員会では、全校児童に貸与されているタブレット端末を各記念行事の準備に活用した。
授業でも利用するアプリ「ロイロノート・スクール」のアンケート機能を使い、記念キャラクターや学校の花、お祝いソングの歌詞に使う学校の良いところ、PTAから寄贈された運動会のソーラン節で着用する法被のデザインについてそれぞれ全校児童から意見を募った。
端末から投票でき、結果はリアルタイムで表示される。他にも同アプリの「共有ノート」と呼ばれる機能を委員同士のコミュニケーションに活用するなど、デジタルを使いこなして記念イヤーの準備を進めてきた。「使ってみたら便利だった」と委員たち。大人顔負けの「DX」で思い出に残る一年を演出した。
※DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、デジタル技術を用いて様々な課題を解決し、新たな価値を生み出す変革のことを指す。
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