鶴見区はこのほど、2012年度の区民意識意識調査の結果をまとめ、発表した。調査結果には、区民のまちへの愛着度や治安改善を要望する声などが反映されている。
調査は、区が区民の生活スタイル、要望などを把握し、より高い区民サービスの提供に向けた施策立案などに役立てるためのもの。2007年から毎年行われている。アンケートは、住民基本台帳から、区内在住の20歳以上の2千人を無作為に抽出して実施。昨年度は1018件を回収。回収率は50・9%だった。
結果によると、鶴見の住み心地と愛着度を問う質問では、「とても住みやすい」「どちらかというと住みやすい」が、合わせて74・8%と高く、愛着度についても64・1%が「ある」と答えた。居住の継続も55%と半数を超えた。
また、現在望む鶴見区の将来像としては、「治安がよい安心して暮らせるまち」が59・3%と最も高く、調査開始以来6年連続で1位。鶴見警察署管内の犯罪認知件数は、ここ数年減少傾向にあるものの、体感する治安に関しては、悪いイメージを払しょくできていない区民が多いことがわかった。
さらに、東日本大震災以降、関心が高い防災活動については、71・6%が地域防災拠点や自治会町内会の訓練に「参加したことがない」と回答。不参加の理由については、仕事などの時間的な理由に加え、約3割が「参加したいが情報が入らない」と答えていた。
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